キン・コン・カン・コンサート

オープンスクール最終日の11月15日(金)に、キン・コン・カン・コンサートを行いました。今年は、尺八と箏の演奏者におこしいただき、和楽器の演奏を聴きました。尺八演奏家 井本蝶山 氏(津山流師範)と箏曲・地唄三味線演奏家 菊武粧子 氏(当道友楽会 三代目家元補佐)のお二人に来ていただきました。普段なかなか耳にしない、柔らかな和楽器の音色に終始聞き入ってしまいました。和楽器の楽曲以外にも、「戦場のメリークリスマス(坂本龍一)」や「レモン(米津玄師)」なども演奏されました。よく知っている曲でも、尺八と箏で奏でられた曲を聴いていると、全く趣がちがいました。また、生徒に尺八体験をさせてくださいました。やはり、音を出すのはなかなか難しいようですね。保護者や地域の方も聴きに来られ、お二人の演奏に、しばし心の休養をされておられました。

<演奏曲>

①春の海(宮城道雄)  ②鶴の巣籠(流祖 中尾都山)  ③戦場のメリークリスマス(坂本龍一)  ④夕顔(菊岡検校)   ⑤六段の調(八橋検校)   ⑥レモン(米津玄師)   ⑦KAI(水川寿 他)

最後の曲が終わったとき、アンコールの拍手が体育館内に響きました。それに応えて「ふるさと」を演奏してくださいました。

素晴らしい演奏を ありがとうございました。