第58回 卒業証書授与式

新型コロナウイルスの感染拡大で、行えるかどうか心配していました 第58回 卒業証書授与式 を無事行うことができました。卒業生と保護者、教職員のみという縮小した形の式でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑みると、どんな形であれ、式自体を行えることができ本当に良かったと思っています。卒業生108名の輝かしい未来を祈念するばかりです。

地域の皆様、今日まで卒業生を見守っていただき、誠にありがとうございました。中学校を卒業したとは言え、まだまだ未熟な生徒たちです。今後も地域全体で見守っていただきますようお願いいたします。

世界中、新コロナウイルスの感染拡大で大変な状況になっています。こんな状況になって思うことは、普通の生活がいかにありがたいか、とつくづく感じます。しかし、このような時だからこそ、得るものもあるのではないかと思います。買い占めたマスクを高値で売る人もいれば、困っている人に無料で分けている人もいます。どのような時でも、周りの人のことを考えられる、感謝の気持ちを持って生活する、そんな心を一生育て続けていくことが大切だと思っています。世の中がこのような状況である今が、そんな心を大きく育てるチャンスだと思います。どのようなピンチの中にも、必ずチャンスが隠れています。これから先、皆さんが生きていく長い人生の中で、今回のような大変な状況がいつ起こるかわかりません。いつ、どのような状況に置かれようとも、確実な情報を収集し冷静に的確に判断して行動し、その中でチャンスを見つけ出し、人として大切な心を育てながら、逞しく生きて行ける人になってほしいと願っています。(式辞より一部抜粋)