1月16日、2年生の保健体育の授業で、篠山市消防本部より2名の方にお越しいただき、救急法の講習会をクラス毎に実施し、心臓マッサージのやり方やAEDの使い方を実習を通して教えていただきました。最初は、心臓マッサージの感覚をつかむために硬式テニスのボールを使い、リズムをつかむためにアンパンマンの曲に合わせて練習をしました。丹南中学校から救急要請をした場合、約10分で到着するので、その10分間が大切であると言われました。そして、10分間の心臓マッサージ体験をスマップの曲に合わせて行いました。実際は、1曲4分程度でしたが、4分間心臓マッサージを続けるのはとても大変なことでした。だんだん力が入らなくなったり、リズムが崩れたりしてしまいました。10分間というとこの倍以上です。その大変さから、命の重みを感じられたのではと思います。心臓が停止した場合、救命率は1分間ごとに10%ずつ下がるそうです。本校で、もしこのような事態が起こり、救急要請したあと何もしなければ救命率は100%無くなってしまうことになります。心臓が停止した場合、その人が助かるかどうかは、病院に運ばれる前の処置で決まります。できれば、一生そのような場面に出会わないのがいいですが、いざというときのために、今日習ったことをしっかり覚えておくとともに、命の大切さをしっかり受け止めてほしいと思います。自己安全管理。