2学期終了

平成から令和へと時代は移り、令和元年も残すところあと数日となりました。学校では、12月24日(火)に終業式を行い、2学期を無事終えることができました。体育大会を皮切りに、文化祭やダンス発表会など、2学期はさまざまな行事がありました。それらひとつひとつの行事を乗り越えた生徒たちは、多かれ少なかれ何らかの成長を遂げています。特に3年生は、進路決定の時期でもありながら、3年生一丸となって各行事に取り組み、1・2年生をとてもよくリードし、ひとつひとつの行事を大成功へと導きました。2年生は、生徒会選挙に26人も立候補し、『自分たちがこれからの丹中を築いていく』という学年全体の意気込みが伝わってきました。頼もしい限りです。1年生は、来るスキー学校に向け、1年生全員で成長しあえ学びあえる、落ち着きのなかにも活気ある日々の学校生活の定着に向けて頑張っています。

日々成長していく生徒たち。来年はどんな成長ぶりが見られるのか、とても楽しみです。

 

2学期終業式式辞より(一部抜粋)

それでは、年の瀬でもあるので、『振り返り』ということについて、お話をして終わりたいと思います。

学期の終わりや、年末など、節目節目に「振り替えり」ということがよく言われます。では、何故振り返りをするのか?年の初めや学期の初めに、「目標」を立てます。目標とは、成長するための目印なのです。振り返りとは、目印にどのくらい近づいたかを見るのです。振り返りをするときに大切なことは、こんな行動をして、こんな生活をしていると、目印にここまで近づいた。ときちんと自己分析をすることなのです。即ち、自分をよく知る、ということです。そうすると、おのずと次の目標が見えてきます。成長とは、どれだけ目印に近づいたか、近づけた分が成長した部分です。大きく成長するためには、振り返りを生かして次の目標を決めることです。節目節目での振り返りが大切なのは、成長に欠かせないからです。いい加減な振り返りだと、手を抜いた分だけ成長も少ないです。

年の瀬にあたり、この1年間をしっかり振り返り、来る新しい1年の目標を年の初めにしっかり立ててください。そして、1年が終わる大きな節目に、家の人に感謝の気持ちを伝えると共に、1年間頑張った自分自身を褒めてあげるのもいいでしょう。

それではみなさん、冬休みを元気に過ごし、3学期の始業式に、新たな目標を持ち生き生きとした顔の皆さんに会えるのを楽しみにしています。

保護者の皆様、地域の皆様、今年も本校の学校教育にあたたかいご支援・ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。心より感謝申しあげます。来年もよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。